ZinkRacing サーキットの紹介2014年11月05日 17:08

今回は当店サーキットの紹介をします。

1周約18mのショートテクニカルトラックで、レーン数は6。最大6台でレースができます。

現在は施工から約4ヶ月、正周りで走行しています。

まずはメインストレート
中央付近にスタート&フィニッシュラインがあり、3mほどの比較的短いストレート。
わずかに上り勾配になっていて、ストレートエンドがバンクのアプローチになりますので、
外側1レーンほど勾配がきつくなっています。
ここは絶対速度よりも最終コーナーからトップスピードまでの加速が重要になります。

ストレートエンドから30°バンクに突入。
一気に30°バンクに入るので、縦Gはかなりのもの。
バンク中央付近方は下り勾配となって駆け下りながらブレーキング。
バンクの出口先は切り返しとなっていて、逆バンクになる為、ブレーキングがバンク
出口と同時くらいで掛けます。

バンクを出るとすぐにスネーキングスクリュー。
緩いS字コーナーですが、バンクから下って高速で侵入するだけでなく、最初のコーナーがバンクのウネリで逆バンクになっています。
この為、通常のブレーキングよりも速いタイミングでブレーキングして、逆バンクでリヤが出ない様に
トレースします。S字中央からは思い切って加速し、次のヘアピン侵入はコーナーリングしながら
キッチリをブレーキングします。



すぐにコントサイドヘアピン
S字を高速で切り返しながらブレーキングし、一気にターンします。
ここは結構回り込んでいるので、出口でリヤが出ない様にコントロールする必要があります。

コントサイドヘアピンをまっすぐ車を向けて立ち上がり、コントロールストレートへ。
ここから最終コーナーまではスピードを殺さずに効率よく走る必要がでてきます。
6レーンだけは次のエントランスコーナー先にコントロールBOXがあります。
コントロールストレートでスピードを乗せたまま、エントランスコーナーへ。
ここは緩く浅い高速コーナー。
完全なブレーキングではなく、チョイと戻すだけでアプローチしますので、戻すタイミングと量・速さが
重要で、タイムを稼ぐには意外と難しいコーナーです。
但し、アウト側はカテゴリーによっては全開でアプローチできます。
そのままの勢いでアンダー・ザ・バンクへ。
ここは、このサーキットで最もいやらしいコーナ。
回り込んだ高速コーナーですが、エントランスコーナーから短いストレートを挟んでそのまま
ハイスピードで入り全開で立ち上がっていくコーナー。
無駄に減速せずに効率が要求されながら、ブラインドになっていてほとんど目視できない環境。
この為、慣れや感・タイミング・予想で通過しなければいけません。
また稼ぎどころにも関わらず、ミスするとひじょうに車が取りにくい環境の為、リスクも高くなります。

短い下ストレートの後は、谷戸コーナー。
サーキットトラック中央の谷間にあるコーナーです。
ここも高速の浅い回り込みのコーナーで、出口から一気に最終コーナー侵入へ駆け上る
ストレートに繋がり、やはりブレーキを掛けないチョイ戻しでタイミングとスピードが要求されます。
車をオン・ザ・レールで綺麗に切り替えさせて無駄なくアプローチする必要があります。
また、ここの走り方で、最終コーナーのフルブレーキングのタイミングが左右される重要なコーナーです。

最終コーナーは勾配の有る登りながらのキツく回り込んだヘアピンコーナー。
登りコーナーの為、車速を素早く乗せて旋回してストレートスピードに繋げる必要がありますが、
登りフルブレーキングと回り込みによる出口のアンダーステアから、正確なブレーキングポイントと
出口でチョイと戻して姿勢を整える小ワザが必要なターンです。
これで1周。トップカテゴリークリヤーハイエストだと3秒フラットで回ります。
一般的な車では4sec台前半から後半といったところです。

ぜひ挑戦してみてください。