70年代F1修理2017年01月13日 18:51

32ノーマグF1でトップクラスのポテンシャルを誇るSRCのスロットカー。
しなやかかつハイグリップな反面、直ぐに破損してしまうのが玉に瑕。

お客様のこのルノーRS10は、最初にお約束のトランスギヤの付け根が折れ、修復後に優勝を飾っています。
次のレースではレース直前に右リヤサスのロワーアムが折れ、応急処置をしましたが、フィニッシュあと少しで反対側のアクスルブッシュはめ合いが割れ連勝を逃してしまいます。

今回はこの修理とロワーアームの本格修理です。
ブッシュはめ合い部とロワーアームは、実は関連性があって、結局左右同じ様な破損が発生した様なものです(折れた位置が異なるだけです)。
ルノーはリヤアクスルブッシュをロワーアームだけで支えていますので、ロワーアームの補強とブッシュはめ合いを合わせて補強修理します。


ロワーアーム裏全体にプラバンを当てて、それをロワーアームごとプラリペアで固めます。
ロワーアーム付け根と、アーム先端がはめ合いの割れた部分ですから、これでまとめて補強できます。


硬化後にアームの形状に削り出し、その後黒色で塗装。これでアーム修理は完了。


修復中にフロントのキングピンを通す穴が破損していることに気づき、これは樹脂ワッシャーを接着して補修。

これで完了。元のパフォーマンスになりました~




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